第37回 学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナーにインテンシブコースの学生が参加しました。

お知らせ

第37学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナーにインテンシブコースの学生が参加しました。

2025年8月9日(土)~8月10日(日)の2日間に第37回学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナーが開催され、総合診療インテンシブコース中から6名の学生、初期研修医が参加されました。今回はトーセイホテル&セミナー幕張で開催されました。

みなさんから感想をいただきましたので発表させていただきます。

 

Aさん

将来の進路や総診に関する新しい学びがたくさんあり、普段お話できない他県の方々との交流を通じて様々な意見を取り入れることができました。セッションでは初対面の方々と協力して課題に取り組み、課題を解決することに加え、各々の強みや特色を活かして議論する貴重な経験が得られました。

 

Bさん

家庭医療セミナーには3年生から継続して参加しており、今回で3回目となりました。回を重ねるごとに、幅広い視点から患者を捉える総合診療の魅力を強く感じています。講義やディスカッションを通じて、総合診療科が疾患のみならず生活背景や地域との関わりまで見据える「専門性」を持っていることを学びました。また、同世代で総合診療に関心を持つ仲間と知り合えたことは、今後の学びを深める上で貴重な機会となりました。将来は地域に根ざした総合診療医を目指し、視野を広げていきたいと考えています。

 

Cさん

家庭医療学夏期セミナーに参加し、患者さんの生活の背景まで含めて診る家庭医療の奥深さを実感しました。また、全国の学生や先輩、先生方と交流ができ、自分がどんな医者になりたいか、どのように学んでいきたいかなどをしっかり考えていかないといけないなと感じました。

 

Dさん

私は今回、初めて家庭医療学夏期セミナーに参加しました。参加する前は不安や緊張もあったのですが、いざ参加してみるととても楽しくてあっという間の2日間でした。 自分の興味で選べるセッションや全体企画、食事の時間もすべて充実していました。すべての時間で、全国から集まったたくさんの学生や先生方と交流することができました。私はまだ2年生であり、臨床で活躍されている先生のお話を聞く機会は、大学の授業ではあまりないので、とても貴重な経験になりました。 また全国の総合診療医、家庭医療医の研修プログラムについても知ることができ、自分の卒後についても考える良い機会になりました。 低学年のうちに、夏セミに参加することができて本当に良かったです。

 

Eさん

今まで総合診療や家庭医療にあまり興味がなかったのですが、セミナーを通じて興味を持つようになりました。様々な地域で、地域医療のあり方について考え、日々試行錯誤している様子を知ることができ、大変勉強になりました。また、他学校の学生さんのボランティアや学生主体のイベントの開催などの課外活動に関するお話を聞き、自分も課外活動にも積極的に取り組みたいと思いました。

 

Fさん

今回は大学2年生の初参加から数えて、なんと6回目の夏期セミナー参加!研修医2年目としての「夏セミ」は、日々の業務から自分を切り離して、ある種の山籠り的要素(笑)を感じた2日間でした。「心から目指したい人物像とは?」「自分の心が最も動く瞬間はどんなとき?」そんな問いに向き合う時間となりました。家庭医療学という修験道に足を踏み入れたばかりの山伏ではありますが、自分の心に逆らわず精進して参ります。

 

 

総合診療、家庭医療を目指す若い方々が益々増えることを祈っております。

 

文責 塩田星児