宮崎大分総合診療つながるカフェ2026(MOST2026)開催しました!
2026年3月7、8日に宮崎大分総合診療つながるカフェ2026(MOST2026)をアパホテル宮崎延岡駅前にて開催しました。宮崎大学と共同で開催するのは、今年で4回目です。宮崎大学、大分大学の医学生計29名が参加してくれました。
初日は学生企画のアイスブレイクで盛り上がったあと、大分大学担当分セッションの『8階病棟』で整形外科コマネジメント症例を通して、病院総合医としての診断へのアプローチの仕方や、ポリファーマシーへの対応の仕方などを疑似体験してもらいました。次の宮崎大学担当分セッションの『地域バーチャル診断ワークショップ』では一人の患者さんの自宅退院を目指すにあたって、どんな地域資源が利用できて、それに伴って具体的にどんなプランを考えていくのかを、実際にフィールドワークも行いながら考えました。二日目は、宮崎大学、大分大学の学生企画の『学生が創る!多職種カンファ』では、それぞれの学生が医師や看護師、ソーシャルワーカー、作業療法士、栄養士など様々な職種になり切り、患者さんの思いを実現するために、みんなで方針を考える多職種カンファレンスを体験し、ディスカッションをしながらみんなで考えました。どの企画もとても面白く、大変勉強になりました。学生さんたちも大いに盛り上がってくれました!次年度以降もぜひ継続していきたいと思います!
≪参加した学生さんからの感想≫
◎今回、MOSTに参加させていただいて、総合診療についての知識や大事にするべきことなど、たくさんのことを学ばせていただきました。1日目の先生方のセッションでは、患者さんに寄り添い、異変を見逃さずに対処していくことや、患者さんの地域での暮らしをイメージすることの大切さを学ぶことができました。2日目の学生企画のセッションでは、多職種カンファレンスのロールプレイを通して、患者さんの希望を基に、みんなで現状を共有し、話し合っていくことの大切さを学ぶことができました。患者家族としての参加でしたが、介護の負担に寄り添ってくれたり、難しい手続きも一緒に進めていきましょうと声をかけていただいたりして、ロールプレイとはいえ、とても心強かったです。患者さんやご家族に寄り添い、多くの職種の方々と連携して、患者さんやご家族と共に前に歩んでいけるような医師を目指したいなと思いました。そして、学生の皆さんや先生方との交流もとても楽しく、学ばせていただくことも多くて、本当に良い刺激となりました。このような貴重な経験をさせていただいたことに感謝して、これからもがんばっていきたいです。またぜひ参加させていただきたいと思いました。
◎今回のMOSTでは、医学生が医師・看護師・管理栄養士・作業療法士・医療ソーシャルワーカーなどの役割を担当し、多職種カンファレンスを体験する企画を実施しました。患者の生活背景や希望を踏まえながら、それぞれの職種の視点から意見を出し合い、支援方針を考える過程を通して、多職種連携の意義を実感することができました。
本企画を準備するにあたり、各職種の方々に何度もお話を伺いました。その中で、同じ患者を見ていても職種によって着目する点や優先する課題が異なることを知り、医療だけでなく生活や社会的背景を含めて患者を捉えることの重要性を改めて感じました。また、症例やカンファレンスの内容が実際の現場とかけ離れないよう検討を重ねる過程そのものが、私たちスタッフにとって多職種理解を深める貴重な学びの機会となりました。
今回の経験を通して、多職種それぞれの専門性を理解し尊重することが、患者中心の医療を実現するうえで不可欠であると感じました。今後も多職種連携について学び続け、臨床の場で活かしていきたいと思います。
文責 吉村亮彦







