7月の専攻医勉強会を開催しました。
7月24日に専攻医勉強会を開催しました。当科助教堀之内登先生より、6月に引き続き、「症例報告のやり方」について勉強しました。テキストは中外医学社「正攻法ではないけれど必ず書き上げられるはじめてのケースレポート論文」(佐藤 佳澄著)です。ケースレポートは純文学のような難しいものではなく、要素を組み合わせたパズルのようなものであることや、言いたいことであるlearning pointを支持する文献の検索方法を実際にPubmedやConnected paper等のサイトを閲覧しながら教えていただきました。文献検索の際、今まで有名で大規模な研究である「大きい情報」のみに注力していましたが、自分に似た境遇のCase reportで自分の意見の新規性に影響する「小さい情報」も自分の論文を支持する大きな情報源になることを学んだ等各々新しい発見がありました。当科では月一回第4木曜日18時より、診療や専門医取得に役立つ専攻医勉強会を開催しています。研修医の皆さんの参加も大歓迎です。皆さんの参加を心よりお待ちしております。(文責:後藤)